PL日記。
song for you / EXILE
どんな辛い事にも みんな理由があるよ
ひとつひとつが かけがえのない君の物語さ
今どこにいるのかも わからないほど君は 迷い 傷ついてる
だから素直になれないかな
泣けるだけ泣いたなら せめて今日はおやすみ
I sing this song for you tonight
一部だけ文字を変えた…さぁ…どこですかなぁ…(-w-
心配で胸がざわついても、傍に行く事が出来ない
すぐにでも駆け出してしまいたいのに 届かない 辿りつけない
ああ護りたい せめて、いや、何よりも、心を
* * *
仕事の終わり、一日の終わり、または始まりに、
暇つぶしに白菜日記を読んでいただけるよう
努力したりしてなかったりのハクナです。
ぼやき程度に打ってるので面白いかどうかは本気で判らないですけど、
少しは笑えるネタも…書けると良いのですがー…。
さりげなく白菜日記もそれなりにカウンターが回ってました。
毎日見にきてくださっている方、たまに散歩コースに入れてくれている方、
ありがとうございます。(笑
これからもそれなりに記していきます。
* * *
子供の声で目が覚めた。日が高く昇っていた。
隣の家に、彼岸で長女夫妻が帰ってきているのだ。
オーストラリアから…。
その家には、次女夫婦が住んでおり、つまり二世帯住宅。
次女の子供が2人、長女の子供が2人。
数日前から続く、4人の子供による、
英語と日本語の泥沼喧嘩 (※もはや声のボリューム対決と化している)
朝飯に、隣の人から貰ったオーストラリア土産を食べた。
ああ…別に喧嘩は良いのだが…善悪が判り易く学習できるし…それはいいんだ
何故いつもボリューム対決に…
そしてまた、叫び声。
キーーー(-w-)ーーーン ←耳鳴り
こいつぁ、とんだ休日だぜ…(ごくり
弟はあまりのやかましさに若干キレておりますが、俺はというと、。
今は祖父母となった隣のおじさんとおばさんの嬉しそうな顔を見ていると、
なんかもう、いいかなぁて思うんだよね…(笑
俺が生まれたときはまだ、新しく出来たばかりの住宅街だったのに、
もう親戚が集まるような実家となる家もあるのだな…
ああ、そういえば俺もあと数年もすれば「いい年」なのか…(’’
なんかそれは別の話だと脳内が主張してる(笑
そうだな、俺はまだそこに落ち着く気は無い。(笑
* * *
墓参りに行ってきました。
ゲリラ的な時間に行ったのですが、親戚が軽く集合していました。
従兄弟達の顔も久々に見ました。
…だからさ…
なんでこう、俺の親戚は美系揃いなんだよ、と。
我が家だけアレって悲しすぎるなしかし(笑
親戚からの兄弟との見分け方も、痩せてて小さい方が俺、みたいな。
失敬な。ペットか俺は。(笑
まぁ、古き地主である我々の先祖は、やたら高い場所にお墓がある。
行くのもちょっと息が切れる。
蚊には、7箇所刺された(くっそぉぉぉぉぉぉぉぉ
しかしまぁ、虫除けスプレーをやる前に5箇所は刺されてた。
ああもうどないせーっちゅーんじゃいという感じですよねぇ(ぶつぶつ
掃除をしたり、アマガエルの持つ皮膚の毒性について話したり、色々。
お墓参りは嫌いじゃないのだけど、蚊がな…(
* * *
ズーミングッズのハロウィンバージョンが出てきました。
ズーミンったらカボチャをダイレクトに被っています。
くそ、卑怯だぞこれは…(見た瞬間フイタ
普通、普通は魔法使いだろズーミン…!!!
だが、そこが良いんだ。(斜め上なのがたまらない)
台風の朝でもマイスタ前にカッパを着こんで出てきてくれる君が大好きだ。(笑
濡れないように俯いてじっとしている君は最高に面白かった。
そして心から思った。
そうまでして出てきてくれてありがとう、と。(笑
そして俺は暇が出来たら新橋で下車する。(捕獲決定らしい
ハクナ日記。
インクが沁み込んだかのような闇が辺りを征服していた。
そこに、いつものエディン人と、そのペットが焚き火を挟んでくつろいでいる。
「おい、いいのかハクナ。」
「へ?」
ハクナの手元にはエール酒があった。普段、この男は酒に非常に弱いので、普段は一滴も飲まない。それをユフーラも承知していて聞いたのだが、ハクナの呂律はもう怪しくなっていた。
「ああ…言わんこっちゃない。」
「ははは…いいじゃないか…今日は俺の仕事が終わった日だよ。」
水筒の中のエール酒が、ハクナがにこりと笑う瞬間にタプンと音を立てた。嬉しそうなハクナの顔を久々に見たユフーラは、黙って焚き火の反対側に座っている。
「おめでとう、ハクナ。」
「ありがとう・・・。」
疲れきってはいたが、機嫌が良さそうに微笑んだ。
今日は虫の声さえ聞こえない。ここは、ガッツオの城門を出て10kmの地点。
今は馬を休ませるついでに野宿をしている。
数時間前のハクナは、ガッツオ王宮の執務室に居た。
そこで晴れて盾姫となった友人、リィンさんには直接激励と別れの挨拶をし、
その足で会議室へ行き、祝辞を書き込んだ。
日記の記事に出奔挨拶を入れて、剣王の許可を得て出奔、馬を駆り、現在に到る。
「そんなに急いで出なくても良かったんじゃないのか?」
「監察官が居るのって、やはり気持ちの良いものではないでしょうに。」
胡坐の上に頬杖をついて、まだ多く残っていた酒を一気に呷った。
「おいよせ!疲れてるんなら尚更…」
最後の一滴を飲み干したハクナは、予想に反して顔も赤くならず、眠気が舞い降りる事もなく、ただ呂律が少し怪しくなっただけのままだった。
「これ本当に酒?いつもは飲んだ直後に眠くなるんだけどな。」
ハクナは不思議そうに空になった水筒を覗き込む。頬に赤い一滴が滴り落ち、革のグローブでそれを拭う。
「酔わないな…今日はむしろ、酔いたいんだけどな…。こんなにめでたいのに。」
虫の声も聞こえない空の下で、最後に振り返って見たガッツオの街並みを思い出す。
『さようなら、ガッツオ。』
敢えて去る時に言った言葉が脳裏をよぎる。ユフーラは少し苦そうな顔をしながらそれを見守った。もうハクナの護るべきガッツオはこの時代には無かった。
内務に奔走した時代も、大臣と絵師団の両立に苦しんだ時代も、バトルフィールドで死に掛けた時間でさえも、もう通り過ぎて戻らない。
『大丈夫だよ。エミィはもう来ないって判ってるんだろ。』
『名前を言うなって。癒えてなかったらどうするんだよ。』
笑いを含んで返事をしたが、その真意は本人にもわからないのだ。
「んー、飲み足らないな…。」
「だからやめておけって。」
口の中でごにょごにょと判ってるよ、と言いながら、ハクナは横になった。そのままハクナの意識は深く落ちていくはずだったが、遠くで金属の擦れる音が微かにし、ハクナは目を見開いて剣の柄を探った。
「消せ。」
声を聞いてユフーラが焚き火を消した。
「なんだよ。」
「多分夜盗だな。」
「ヒャァッハハ!!」
デスピエロでした。
「ぬぉ、恐っっ!!」
跳ね起きて二対のダガーを順に投げつける。一本目は当たったが、二本目は空を切った。
「まだか」
「向かってくるよ!」
「くそぉぉぉレベル2をナメるなぁぁぁぁぁ!!」
ハクナの剣は、辛うじてデスピエロの胸部に当たった。しかしまだ倒しきれては居ない。
「ラデルさえ・・・ラデルさえあれば・・・」
ハクナは呟いたが、デスピエロは剣を胸に刺したままこちらに向かってきた。
「ハクナ!もう武器がないが!」
「くそ…っ」
ハクナは咄嗟に近くにあった瓶を掴み木に思い切り叩きつけた。破片と中の液体を頭から被ったが、構わずデスピエロに突進し、割れて凶器となった瓶で最後の一撃を加えた。
ぐらりと後ろにデスピエロが倒れこみ、戦闘は終了した。
「ふぅ・・・」
「やったなハクナ!・・・・は、ハクナ!?」
「・・・ユフーラ・・・。」
そこには、
青い髪の幼女が、ハクナが着ていた服の中から立ちつくしていた。
ユフーラは割れた瓶の破片に目を凝らした。
『ぺったんワイン』
「ハクナ・・・」
「ゆ、ユフーラ・・・」
愛馬の嘶きが、空しく夜空へ吸い込まれた。