管理人日記。
COLORS / 宇多田ヒカル
青い空が見えぬなら 青い傘広げて
そういえば品川の原美術館のグッズ売り場で、
外側は地味な色なんだけど、内側は青空模様の傘が売ってました。
ちょっといいなぁと思ったけど、
ああいうのデザイン料がウゴい含まれてて
(貧乏人には)ドチクショウなお値段なんですよね。
ああ。でも、ほしかったな…。入道雲最高(?)
あともう1つ同じ場所で売ってた物で、
物凄いリアルな蝶のプリントしてあるしおり。チョウチョ嫌いにはたまらn
いや俺は好きだけどね。あれは空飛ぶ芸術品だ。
元は芋虫て言うのが世知辛くて良い(意味不明
本に挟むと、本に蝶が止まってるみたく見えるオシャレなしおりです。
ただしカバンの中に入れたらクチャッてなること請け合い。
俺電車の中でしか本読まない人でしたそーでしたウンじゃあしょうがないよね
と思って買わなかったんだ(・皿・)キィィ
* * *
最近朝までまた起きているわけです。
何をしているのかと言うと、絵を描いて、サボって、絵を描いて、サボってます。
今描いてる絵、全然興味沸かなくて描くのが辛いです。
くそぅ。逃げてなるものか…でも つまんないんだよぉぉぉ
もう葉っぱ何枚かいたんだろうか…
おうちは30軒描いたっぽいよ(ゴミのようなサイズ)
あれを描いてると人生について考えたくなる。
俺の師匠はこれを教えたかったのか、というくらい(絵を描け絵を)
あ、俺どこにも弟子入りしてないです。
心だけ弟子気分です。(笑
* * *
最近心が沈みかかると必死に持ち直そうとする人格が出来ました。
おぉ。素晴らしいレスキューぶり。レスキューハクナと呼ぼう。(呼ばなくていい
なので、愚痴りたくなる前に持ち直しています。
そのためには、自分に厳しくしすぎないのがポイントです。
いや、俺でも色々考える事はあるんですよ。
人間関係の悩みがないのが唯一の救いかな。
あと一番は、トラウマを何とかしなくちゃいけないんだけど…こればっかりはなぁ;
いざその問題に対峙しようとすると、心臓が抉れる、
胃も心臓も脳みそも冷却される。冷や汗が出てみたり。
すごい拒否反応出てる。
この恐怖心。これが心の傷って奴なのか(ウォーター! ←奇跡の人
まぁ、うん。嫌な事があってこその人生ですよな。
善を知って悪を知るか、悪を知って善を知るのかってくらいで。
ああ。暫くは悪い人と関わりたくないな(´▽`)(あははは
* * *
今日でKOCを辞めて一週間が経ちました。
どんな感じかと言うと、思いのほか普通です。ビックリするほどですよ。
ルーチンやらなくて済むからいいや、程度の感じです(ぅゎぁ
でもKOCでのみ交流のあった人達のことを思って元気かなぁ、とは思いますなぁ。
元気ですか? (笑
ハクナ手記。
もう太陽が沈んでからどれほど経っただろうか。
現在、予定外のルートを進んでます。困ったな…後を追われているんですよ。
ユフーラはまだ鳥に戻っていないので、空から偵察してもらう事も叶わない。
というわけで、ひたすらよく知りもしない道を愛馬ハルシオンに急いでもらっています。
どうも不思議な言語を喋る人間達だ…相手は三人。多分野盗だろう。本気になればギリギリ勝てる人数だけど…ホラ、冥界軍の正面突破だって成功した事あるんだしね?
ユフーラがしきりに「もうすぐ後ろまで来ている」と言っているから、もう逃げ切るのは無理そうだ。先ほどから馬を降りるタイミングを探している。
「よし、ここだ。ハルシオン、止まれ、どう、どう。」
ここは見通しの悪い山道。ハルシオンを道の脇に隠し、ユフーラは道の左側の茂みに、俺はその反対側の木の後ろに隠れて敵を待った。
「いいかいユフーラ。君は体力が無いんだから、静かに隠れてるんだよ。」
「判ったよ、どうせこの体じゃうまく動けないしな。」
二人が黙ると、森に恐ろしいほどの静寂が下りて来る。自分の心臓の音が耳元で聞こえる。その音を聞きながら、腰に装備していた二対のダガーの柄の場所を確かめる。
三対一では、手加減などは到底出来ない。一人か二人はあの世へ行ってもらう事になるだろうと思いつつ、弓矢を持って構える。程なくして追手の蹄が煩く響いてくる。
道の真ん中で矢を番えて待ち受ける。姿を確認したと同時に一番先頭の人間の額に矢を一本お見舞いした。人間はずるりと馬から落ち、主人を突然失った馬は前足を高く上げて嘶き、脇道へ逸れて走り去った。すぐ後ろにもう二人がやってくる。もう矢を番える暇は無い。弓矢は脇道に捨てて長剣を抜く。
(今更だけど)
「我が名はハクナ。私の命と所持品を狙うならばお相手しよう。」
言葉の通じない人間に言うのは少し空しい。でも俺(今は仕官してないけど)騎士だから。
言い終わらぬうちに剣戟の音は森に響いた。
ユフーラは(後から聞いた話だと)道に落ちていたどんぐりを敵の目を狙って投げていたが、何故か俺にばかり当たるどんぐり。コントロールが悪いのは人間の姿だからだそうだ。
ホントカヨー!
馬から引き摺り下ろしてしまえばこちらのもの。二人とも道の真ん中で剣を構えて息を切らしている。何やら相談をしているが、声は聞こえても意味は通じない。
相談なんてしても無駄だと思う、と心の隅でつぶやく。
俺は騎士だけど、元は手段を選ばぬ傭兵だ。戦い方にルールが無いこの場では俺は二人相手でも自信がある。
相談がいつの間にか終わっていて、二人が一斉にかかってくる。
「そうくると思いましたぞ。」
長剣を道端に刺してから、横に立っている木を駆け上り、走る二人の頭上へ飛ぶ。腰からダガーを抜き両手で投げつける。
一人は首に刺さって即死、もう一人は右太腿に刺さって地面に転げまわっている。
「さて。もういいよユフーラ。出ておいで。」
なんと鳥の姿で出てきたユフーラ。
「今。今戻ったんだ、今。」
「ヘェーーーー。」
ユフーラが惨劇の様子をきょろきょろと見渡す。
「一人は生かしておいたんだけど…。聞きだせること無い・・よな、ただの野盗だもんな」
「うーん。言葉が通じないんじゃな…。」
仕方ない、と呟くと息も絶え絶えになった野盗を、ダガーが刺さったまま
まるで荷物のようにハルシオンに乗せる。
「死ぬなよ。生かしてあげるんだから。」
ユフーラにダガーと剣を回収させて、目指していた街の名前を野盗に聞くと、道の先を指差した。迷わずそちらへ進み、10分足らずで到着した。
「驚いた。すごい近道しちゃったな。」
まだ夜は深く、宿屋の入り口だけぼんやりと灯りがともされていた。とりあえずここで医者を呼んでもらうしか無さそうだ。
やれやれ。この人置いたらすぐ街を出よう。一緒の宿になんか泊まれるかってんだ。
ユフーラにお人好しだのなんだの言われながら、また夜道をとぼとぼと歩き、川の近くでようやくハルシオンを休ませる事ができた。
今夜はそのまま野宿。
くそーツイてない。
いじけながら干し肉を食べてそのまま就寝。